発達支援つむぎ 海老名「新年度畑仕事スタート!」

2025.04.23

#発達支援

発達支援つむぎ 海老名ルームでは、併設するメリー★ポピンズ 海老名ルームとともに、畑仕事に取り組んでいます。

畑に向かうあぜ道では、霜柱はすっかりなくなり、あたたかな日差しを喜ぶちょうちょやテントウムシが子どもたちを歓迎してくれています。大好きなあぜ道は、虫探し、花探し、そして「よーいドン!」のかけっこをする子どもたちの絶好の遊び場です。

あぜ道を歩く子どもたち

2025年1月、年長組を中心に1からつくりあげた畑には、現在、イチゴ、玉ねぎ、春菊、小葱、スナップエンドウの苗が育っています。1月には何もなかった畑ですが、今は小さな春菊の芽、長く伸びてきているネギ、つるが伸びてきているスナップエンドウ等、様々な野菜が、日々姿を変えて、私たちを楽しませてくれています。

ペットボトルで畑に水をあげる子ども

新年度が始まり、進級した子どもたちは、卒園したお兄さんお姉さんから教わった、「野菜の声」に耳を澄ませていました。

じっくりと畑を観察した後、「野菜が、のどが渇いたって言っているよ。水をたっぷりあげなくちゃ」「マルチがはがれて寒いよーって言っているんじゃない?」子どもたちがそれぞれ感じる「野菜の声」は、日々畑仕事をしているからこそ感じることのできるものです。

また、近くに水道がないため、毎回ペットボトルに水を入れて運ぶ子どもたちからは、「昨日雨が降ったから、水はいらないんじゃない」という声もありました。

畑に集まる子どもたち

自分に合ったペットボトルで、傾きを調整しながら水をあげることも、学びのひとつです。また、自分よりも大きなシャベルを扱ったり、細かな動きを必要とする小さなスコップを扱ったりすることも、経験しています。正しい道具の使い方を、畑で学んだり教えあったりして、様々な経験を積み重ねている子どもたちです。

スコップで土を掘る子どもたち

「食育」だけにとどまらない、多くの学びを、海老名の併設施設としてみんなで体験し、今後も楽しく畑仕事に取り組んでまいりたいと思います。

文:発達支援つむぎ 海老名ルームスタッフ

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